第9話 サレ夫がついに迎えた不倫相手との修羅場??別に復讐したいわけでもない…ただあの頃に戻りたいだけ

僕の経験談
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もう心が限界だ。

もうこれ以上身体ももたない。

まだ準備が完全なわけではないが、そろそろ言うか…

…いつ切り出そう?

…どんな風に切り出そう?

そう思って数日が経っていた。

その間はずっと、一緒にご飯食べるの後何回なんだろう?

一緒に寝るのは後何回なんだろう?

そんなことを考えていた。

もうこれでお別れかもしれないんだよな

そう思うと涙が止まらなかった。

なんでこんな時にいい思い出ばっかり溢れてくるんだろう

嫌いな所だってあったはずなのに、なんで好きな所しか浮かばないんだろう

こんなに僕って弱かったんだな…

色んな思いが頭の中をぐるぐるしていた。

そして、とうとう妻に伝える日がやってきた。

朝はいつも通りに起きて、朝ご飯を一緒に食べる。

これがもう最後かもしれないんだ…

そう思うと食事が喉を通らなかった。

「もう食べないの?珍しいね」そんな風に言われた。

食事が終わり、少し間を置いて声をかけた

「俺に隠してることない?」

そう切り出した

「ないよ。なんで?」

そんな返答があった。

僕はできればわざわざ証拠を突き付けたくはなかった。

しっかりと妻自身に認めてもらいたかった。

心のどこかに微かに妻なら何も言わずとも認めるんじゃないか?という気持ちがあった。

考えが甘かった。

証拠をみせることはなかったが、最終的にはもう全て知っていることを伝え、妻に不倫していることを認めさせた。

そこから不倫相手に合わせる様に話しをし、後日会うことになった。

約束していた当日不思議と緊張感はなかった。

妻は僕に「どうするの?」と聞いてきた。

僕は「相手次第」とだけ話した。

それ以上妻も僕に何か聞いてくることはなかった。

そして、ついに不倫相手と対面した。

冷静でいなくてはいけないと自分に言い聞かせるが拳が震えた。

なんでこんな奴なんだろう…

別にカッコよくもない…ただの少しイカツイだけのおっさん…

内面だって家族がいるのに不倫する様な糞野郎

こんな奴に男として負けたのか?

沸きあがる感情を押し殺しつつ話しを始めた。

まずはじめに用意していた条件を伝え、それに納得できない場合は弁護士を通しての話し合いでかまわない旨、今回以上に妥協した条件で決着するつもりはないことを伝えた。

そして「今回弁護士を通さず敢えて話し合いの場を設けましたが、これは妻への情であって、あなたに対して情をかけるつもりは一切ありません」と話しをした。

まずは相手に不倫していることを認めさせなければならない。

yes・noで答えられる質問では不倫を認めない可能性が高くなるため不倫していることを前提として話しをさせた。

そして、僕は不倫相手にどういうつもりなのか、今までのいきさつを聞いた。

そして今後どうするつもりだったのか

最終的には一切の言い訳をさせることなくその場で示談書にサインをさせた。

話し合いを終え、妻と今後どうするかの話しになった。

ここでの決断で今後の未来が大きく変わる。

まだこの段階でも僕は決心できていなかった。

妻も考える時間が欲しいとのことで、この日から別居することとなった。

一人になりどっと今までの疲れがでた。

頭が痛い。

涙がとまらない。

でも、なんとか一歩だけ進むことができた。

そんな気がした。

その日は久しぶりにぐっすりと朝まで眠ることができた。