第1話 不倫発覚 サレ夫になった人生最悪の日

僕の経験談
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暑さが本格的になってきた夏の始め、その時は急に訪れた。

結婚する前も、してからも、一緒に寝る時はいつも二人で同じベッドで寝ていた。

普段、一度寝ると朝まで目が覚めることはないのに、なぜかその時は目が覚めた。

時計を確認するとまだ夜中の1時、僕の目の前に妻のスマホ…心がざわついた。

なんとなく、最近妻の様子がおかしいと感じる様になっていた。

ふと「もしかして不倫でもしてんのか?」と頭の片隅をよぎることもあったが、「まさかなー、ないない(笑)」と勝手に心の奥に気持ちを押し込んでいた。

いや、その時は本当に不倫なんかしているはずないと思えていたのだろう。

今まで一度も妻のスマホを盗み見なんてしたことなかったが、この時初めて、「見てみよう。見て何もなかったら、謝ればいっか。」と少しの不安を抱えつつも、楽観的にスマホの電源を入れた…入れてしまった。

パスワードは昔から二人とも共通にしていた。

あっさりとロック解除。

ここで少しほっとした。

まずは電話の画面…僕と義両親と知っている友人への発着信のみ。

「やっぱ、そうだよな。悪いことしちゃったな。」そんな風に思い、一度スマホを閉じた。

自分の携帯を開くとlineの通知がきていた。

あっ、もしかしてline?

もう一度スマホのロックを解除してlineを開く。

…みたくなかった。

思わずトイレへ駆け込んだ。

手が震えて、血の気がひいていく。

目の前はぼーっとして今が現実なのか夢の中なのか…次第にはっきりしてくると悲しさなのか、怒りなのか、悔しさなのか、不甲斐なさなのか、その全てなのかよくわからない感情がごっちゃになって、心臓のあたりがぎゅーっと握り潰されたかのように痛みが走る。

なんで?なんでこんなことしてんの?自然と涙がこぼれていた。

頭の中はパニックで

そこからどう気持ちを落ち着けて…落ち着いたのかもわからないが、ベッドへ戻り、妻を起こすこともなく一睡もできない状態で朝を迎えた。

準備をしたのか、朝ごはんを食べたのか、妻に何か声をかけたのか、覚えていない。

ただ、その日は早めに仕事へ向かったことだけは覚えている。

仕事中、ずっとぼーっとしていた。

これからどうすればいいんだろう?

それだけが頭の中をぐるぐるしていた気がする。