第12話 サレ夫から元サレ夫になった日

僕の経験談
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離婚することになってから数日後離婚届を市役所へ取りに行った。

なぜか市役所の人が申し訳なさそうに離婚届が入った封筒を渡してくれた。

離婚届にサインする時、婚姻届にサインした時のことを思い出した。

そういえば、お互い間違えない様に緊張しながらサインして

「これ出したら結婚だね、なんだか実感沸かないよね」って笑ってたっけ

市役所に出した時も市役所の人に写真撮ってもらったな…

ああ、ほんと何回泣いてるんだろう

一生分泣いてる気がする

手を震わせながらもなんとか離婚届にサインをした。

これを出したら正式に離婚、他人に戻るんだな

離婚届は二人で出しにいった。

始まる時も二人だったから、終わる時も二人で終わりたかった。

離婚届を出す時、顔には出さないようにしたが悲しみが込み上げてきた。

まさかこんなことになるなんて思ってもなかったな…

離婚届を出した帰り久々に二人で食事をとった。

元妻の顔は昔の表情に戻っていた

昔のことを振り返った

久々にゆっくりと普通の会話をした気がした。

食事が終わりお互い別々の車に向かう。

前は一緒の車に乗って同じ場所に帰ってたんだよな

車に向かう小さな元妻の後ろ姿をみて思った。

家に着いてからも離婚したことの実感は沸かなかった。

ああ、これで全部終わったんだな…

大きな喪失感が押し寄せてきた。

出会ってから約10年間

色々な思い出があったな。

その日は誰にも話す気になれず、誰とも連絡は取らなかった。

後日家族へ報告した。

すごい心配しれくれてるのはわかっていたけど、離婚を決めるまでの間、必要以上に色々聞いてくることもなく僕が話すことだけ聞いてくれた

この時、やり直した方がいいとも、離婚した方がいいとも一言も言わなかった。

これにはすごい助かった。

その後最初に相談した友人へと連絡を入れた。

この友人も自分の考えは一切話さず「ジンのしたいようにすればいい」とだけ言ってくれた。

全てが終わった後に初めて自分の考えを話してきた。

同い年のくせにほんと出来たやつだ。

それから徐々に離婚したことを関係性の深い人にだけ報告した。

最初の頃は離婚することを話すだけでも泣きそうになったが、だんだんとそれもなくなっていった。

周りにはほんと恵まれたな

この時ほどそれを実感したことは今までなかった。

失うものはとてつもなく大きかったが、それと同時に得るものも大きかった。

僕は、元妻との恋愛・結婚・離婚を通して色々なことを学んだ。

不倫されることなんて学ぶ必要なんてなかったのかもしれない、学びたくもなかった

でも、もう過去に戻ることなんかできない。

だったら

今回の経験から得たことを生かしていく。

僕は自分の人生を無駄になんかしない。

全ては自分を成長させるために必要な過程だったのだ。

そう思う。いや、そうなる様にする。

この考え方は強がりなのかもしれない。

でも、僕はそうなる様に行動し続ける。

絶対に、自分も自分の大切な人も幸せにできる様な人間になってやる。

……

長くなりましたが、以上で「僕の経験談」は終わりになります。

内容に関しては実情が色々と複雑であり、身バレを防ぐためにも大分省略させていただきました。

「僕の経験談」ではその時その時の自分自身の心情に関して主に書いていきましたが、ここに至るまでに何度も心が折れかけ、自分が黙って何もしなければいいんじゃないか?

そんな風に思う時が何度もありました。

自分が動いて色々わかる度に何度も心が殺されました。

色々と迷いすぎてほんとうに自分がどうしたいのか、どうするべきなのかわかりませんでした。

悩んで悩んで人生で一番悩んで離婚という決断をしましたが、今でも自分の選んできた道が正解だったのかどうなのかわかりません。

でも僕は思うんです。

人は色々な経験をして、そのぶん強くなることができるって

自分の価値観を揺さぶるほどの大きな出来事であればあるほどそのぶん人として成長できるって

そのぶん気づかなかったことに気づいてもっと自分を成長できるって

自分を成長させればさせるほど、もっと素敵な人に出会えるんじゃないかって

極論を言えば、僕は不倫をされることがなければこのblogを立ち上げることはありませんでした。

だから、これを読んでいる人にこの文章を届けることもありませんでした。

もしかしたら、僕のこのblogを読んで少しでも心を軽くしていただける方がいるかもしれません。

それだけでも僕の経験・行動は無駄ではなかったと思うんです。

今現在も不倫されて苦しんでいる方、悩んでいる方も多くいると思います。

でも、いつかその苦しみ、悩みにも必ず終わりがきます。

終わらせるためには大きな決断が必要になる時がくるかもしれません。

あなたの苦しみ・辛さがほんとうの意味でわかるのはあなたしかいません。

あなたがどれほど頑張ってきたか、我慢してきたか、努力してきたのか

それをわかってあげられるのはあなたしかいません。

だから、自分のことを大切にして、自分の心を大切にして自分が思う道に進んで下さい。

僕は、そういった人達の手助けが少しでもできる様にしていければと思っています。

「僕の経験談」は終わりになりますが、色々な葛藤を抱えながら、なぜ不倫された側が頑張らなきゃいけないんだろう?

そんな風に思いながらもがむしゃらに突き進んだ数カ月間でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

~最後に~

大丈夫、苦労したぶん絶対に幸せになれるから

今はきっと幸せになるための踏み台にしか過ぎないから

絶対に大丈夫

幸せになりたいと思い続ければ絶対幸せになれるから

もし、あなたが今は少し休みたいなら今は休んでいい

ただあなたが幸せにになっちゃいけない理由なんてない

それだけは忘れないで欲しい

このblogを読んでくれた人の手助けになれる様に僕が少しでも頑張るから

その分あなたは休んで

大丈夫、あなたは幸せになれるから