第2話 どうしていいかわからない。それでも迷いながら決めたこと。

僕の経験談
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妻の不倫がわかってから数日間、食事が喉を通らない。

夕食だけは食べていた気がする。

妻に不倫に気付いたことを悟られない様、普段通りの自分を演じなければならない。

普段通りの自分ってどんなだっけ?自分で自分がわからなかった。

いつも通り喋れてるかな?笑えているかな?

感情が除々に死んでいくのがわかった。

気付けば体重が数日で3kgも減っていた。

結婚式に向けてダイエットした時は3kg落とすの2カ月かかって大変だったのに、こんなに簡単に落ちるんだな…

僕は今後妻とどうしたいんだろう?

不倫を認めさせて離婚?それともまたやり直す?そもそもこれからどうなるんだろう…

ずーっと頭の中はごっちゃごちゃだった。

頭が痛い…色々考えすぎて脳の血管が切れてしまうんではないかと思った。

親には話せない…でも、もう限界だ。

とある仕事終わりの夜、僕は心から信頼している友人に電話をかけた。

僕「よっ」

友「なんかあった?」

僕「なんでわかんの?」

友「なんとなく声の感じでいつもと違うから。仕事?奥さん?」

僕「よっ!しか言ってねえよ!笑、嫁のこと。実は不倫してるみたいでさ・・・」

友「もう確実なん?」

僕「うん」

友「ジンはどうしたいの?」

僕「自分でもどうしたいか今はわからない。まだ気持ちの整理がついてなくてさ。正直、俺の足りない部分もあったとは思うんだよね。だから、自分のそういう所は反省して、気持ちを伝えてやり直したい気持ちがない訳ではない。まあ、あっちがどう思ってるかは今はわかんねえけどさ。」

友「いや、反省する必要ないだろ。一生懸命やってたじゃん。お前はいつも人のこと考えすぎなんだよ。」

僕「・・・ありがとう(やめろ!!涙腺が崩壊するだろ!!)。ただ、忙しくてないがしろにしてた部分とかはあると思うんだよね。」

友「探偵とか雇うの?」

僕「迷ってる。そこまでする必要があるのかどうかもわかんないし、金がない(笑)。けど、あっちも既婚者みたいなんだわ。」

友「どうするにしても雇ったほうがいんじゃない?」

僕「やっぱそうだよな。〇〇も大変な時に、急にこんな話し悪かった。また連絡するわ。」

友「全然悪くないから、二度と謝るな(笑)。お前はいつも人のこと考えすぎなんだよ。こんな時くらい自分のこと優先しろよ。」

僕「やめろ、泣くわ(泣)!!」

友「俺は泣いているわ(泣)!!」

男二人で気持ち悪く泣いた。

僕はあまり感情を表に出すタイプではないが、なぜかこの友人だけにはいつも感情を読み取られてしまう。

僕はこの時、誰かに話を聞いてほしくて、背中を押してほしかったんだと思う。

この日から、僕はこの問題を片づけるため動き出した。

不倫が発覚してから1週間くらいのことだったと思う。